Cerevo、HD画質のPCレス・ライブ配信機器「LiveShell PRO」を発表


2012年9月5日

 Cerevo、HD画質のPCレス・ライブ配信機器「LiveShell PRO」を発表
~9月5日よりCerevo直販サイトで予約開始~

 ネット接続型家電の企画・開発を手掛ける株式会社Cerevoは、パソコン不要でHD映像を簡単にインターネットライブ配信できるデバイス「LiveShell PRO(ライブシェル・プロ)」を開発しました。発売は10月を予定し、直販サイト価格は税込54,999円です。特定のサービスへの配信に限定されず、HD映像のライブ配信ができる機器としては当社調べで業界最安値となります。

 商品Webページ
http://shell.cerevo.com/pro/ja/

 LiveShell PROは、Ustream、ニコニコ生放送、YouTube Live、livestream* といったさまざまなインターネットライブ配信サービスに対応し、PCを使わずにライブ配信が可能なデバイスです。720p H.264最大10Mbpsでの映像配信に対応し、音声は最大256kbpsのAAC-LC。Ustreamやニコニコ生放送, YouTube Liveといったインターネットライブ配信サービスとしては実効上限ともいえる画質・音質での配信を可能とします。

インターネット接続は有線LANと無線LANの両方に対応し、移動が多いライブ配信には無線LAN、配信品質や安定性を高めたい場合は有線LANと、シーンに応じて選択できます。本体にはHDMI端子を搭載しており、ビデオカメラと直接接続することで、PCを介することなく各種ライブ配信が可能になります。HDMI非搭載のビデオカメラでも、コンポジット端子から映像を入力することでライブ配信が可能です。

LiveShellをインターネット経由でリモート操作できるコントロール用ライブ画面「Dashboard」もLiveShell PROに合わせてリニューアル。LiveShell PRO版のDashboardでは、お好きな画角へのクロップ機能や、動画エンコード方式の変更(H.264のプロファイル選択)などを追加で備えます。

本体内部には専用充電池を内蔵し、3時間の連続配信*2が可能です。ACアダプタ接続時は充電池が自動的に充電されるため、長時間配信時に3時間以内の停電などがあった場合でも配信を継続することが可能です。また、内蔵バッテリは交換可能としており、別売りのバッテリ*3を購入頂くことで、外出先でも電池を入れ替えながら3時間を超える長時間配信ができます。

なお、現行モデルの「LiveShell」は、価格帯およびターゲットユーザが異なるため今後も引き続き販売を継続します。安価で手軽にライブ配信を楽しみたいユーザにはLiveShellを、手軽かつ高品質の映像配信を追求するユーザにはLiveShell PROを訴求して参ります。

■主な仕様

インターネット接続 有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX)無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)
映像入力 HDMI(480p/720p/1080i)コンポジット(NTSC/PAL)
音声入力 HDMI-INステレオマイクINステレオラインIN
映像・音声出力 専用端子からブレイクアウトケーブル(別売)にて対応
映像配信性能 解像度 上限を720pとして自由に設定可能
圧縮方式 H.264(High/Main/Baselineプロファイル)
ビットレート 最大10Mbps
音声配信性能 圧縮方式 AAC-LC
ビットレート 最大256kbps
電源 ACアダプタまたは専用充電池(交換可、外部給電可)
動作時間 内蔵の専用充電池で3時間 *2
本体サイズ 123×90×26mm
重量 300g(充電池搭載時は350g)
付属品 ACアダプタHDMIケーブル(Full-Mini)設定用ケーブル

■外観を除く現行モデル「LiveShell」との違い

LiveShell

LiveShell Pro

最大解像度 480p相当
(704×528/4CIF)
720p
(1280×720)
音声品質 ADPCM / PCM AAC-LC / PCM
モニターOUT端子 なし あり
バッテリ 単3電池3本 専用充電池
本体サイズ 120×68×26mm 123×90×26mm
重量 108g 300g

* livestreamはnew livestreamではなくoriginal livestreamを指します
*2 有線LAN接続にて、HDMI端子からの映像入力を用いて解像度720pで配信した場合
*3 Cerevo直販サイトにて販売予定。価格未定