Cerevo、ライブ配信機能搭載HDスイッチャー「LiveWedge」発表


2013年11月13日

Cerevo、ライブ配信機能搭載HDスイッチャー「LiveWedge」発表
~タブレットからの操作に対応。直感的UIにより初級者でも高度な映像演出が可能に~

製品URL
http://livewedge.cerevo.com/ja/

ネット接続型家電の企画・開発を手掛ける株式会社Cerevoは、タブレットから簡単に操作できるライブ配信機能搭載HDスイッチャー「LiveWedge(読み:ライブ・ウェッジ)」の開発を発表しました。発売は2014年1月を予定、直販サイト価格は税込99,999円です。

本製品は2015年1月21日に発売を開始しました。発売に関する詳細は下記のニュースリリースをご参照ください。

タブレットから操作できるライブ配信機能搭載HDスイッチャー「LiveWedge」発売
http://info-blog.cerevo.com/2015/01/21/881/

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LiveWedgeは、4系統のHDMI入力を備えたオーディオ・ビデオスイッチャーです。HDMI4系統から入力されるHD(1080/60pが上限)映像を自由にスイッチングしつつ最大1080/60pでHDMI出力できるほか、音声はHDMIに加えてAUX-IN端子経由の外部入力を加えた5系統のミキシングに対応。LiveWedgeのみで4系統のHD映像、5系統の音声を自由に操ることができます。

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操作は本体が備える物理ボタンに加え、専用の操作用iPad・Androidアプリを無料で提供(※1)。プレビュー映像をタブレット端末から確認できる「タブレット・プレビュー」機能を搭載し(※2)、タブレット端末で映像をチェックしながら操作することが可能です。タブレット・プレビュー機能は1秒以内の低遅延で再生でき、内蔵無線LANに2.4GHz・5GHz両帯域対応モジュールを採用したことで、2.4GHz帯が混雑するような現場でも安定した操作を可能とします。

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アプリはグラフィックをふんだんに利用しており、説明書を読むことなく直感的な操作が可能なほか、熟練者向けの複雑な操作もカバー。演出面において、低価格帯スイッチャーでは搭載が希なPinP(Picture in Picture)に対応。クロマキーによる映像合成、ワイプ、フェード、カットといったトランジションも備えています。

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HDMI入力はいずれもHDCP並びにMHLに対応し、MHL対応スマートフォンやBlu-rayプレーヤー、PCなどの映像出力を受けることも可能です。さらに(※3)4系統すべてがスケーラー内蔵のため、異なる解像度やアスペクト比の映像間でスイッチング・ミキシングを行なうことができます。

HDMI出力はプログラムアウトとプレビューアウトの2系統を搭載。プログラムアウトはスイッチングやミキシング後の映像と音声を出力、プレビューアウトはアプリの操作インターフェイスをモニターに表示することで、スイッチングやミキシング操作がより容易になります。

弊社のライブ配信専用機器「LiveShell PRO」相当のライブ配信機能を内蔵しており(※2)、720/30pのHDライブ配信と映像のスイッチングを1台で実現できます。ライブ配信はUstreamやニコニコ生放送、YouTube Liveといった主要サービスに加え、自ら設置したサーバーへの配信も可能です。

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本体のネット接続機能は有線LANと無線LANに対応。同一ネットワーク内であればルータを介してタブレット端末からLiveWedgeを操作できるほか、本体が有線LANで接続されている場合はタブレット端末からLiveWedgeへ無線LANで接続、ライブ配信操作を行なえます。

外部メディアとしてSDカードスロットも搭載し、スイッチングした映像の録画も本体のみで行なえます(※2)。録画フォーマットは1080/30pのH.264映像、ならびにAAC音声に対応。また、事前に用意しておいた映像素材や画像素材を外部メディアから再生し、スイッチングに組み込むことも可能です(※3)。
※1: 発売時点ではiPadアプリのみ。Androidアプリは追って提供の予定
※2: ライブ配信、タブレット・プレビュー、外部メディア録画はいずれか1つの排他仕様となります。弊社のライブ配信機器「LiveShell PRO」とHDMIスプリッターを組み合わせることで、外部メディア録画またはiPadプレビューのいずれかとライブ配信を併用することができます。
※3: 発売時の正式仕様は、当初開発予定としておりました仕様から一部変更となり、HDCPおよびMHLは非対応となるほか、録画機能は後日のアップデートで対応いたします。詳しくは発売に関するニュースリリースをご参照ください

■本体仕様※5

本体サイズ

270×155×41mm(幅×奥行×厚)

重量

約1.1kg (ACアダプタ含まず)

ライブ配信最大解像度・ビットレート

映像

1080/30p、10Mbps

音声

AAC-LC、256kbps

最大録画解像度・ビットレート

映像

1080/30p、10Mbps

音声

AAC-LC、256kbps

HDMI最大入出力解像度

1080/60p

バッテリー

内蔵せず

電源

専用ACアダプタ 12v 5A

HDMI入力端子

4系統(スケーラー内蔵、Embedded Audio対応)

音声入力端子

L/R ステレオ1系統(RCA端子)

記録媒体

SDカードスロット

無線LAN

IEEE 802.11a/b/g/n

(ダイバーシティアンテナ付き、11nは5GHz帯、2.4GHz帯両対応)

有線LAN

10BASE-T/100BASE-TX

対応タブレット

iPad(iOS 7対応機のみ)/iPad mini/Android端末(※4)

※4 解像度720p以上、16:9ディスプレイ搭載、Android OS 4.3以降が対象、4.2以前は動作保証外
※5 仕様はいずれも開発中のもので、発売までに変更される可能性があります

 ■株式会社Cerevoについて
Cerevoは、“ネット×家電で生活をもっと便利に・豊かにする”をコーポレートスローガンに掲げ、ネット接続型家電の企画・開発を手掛ける新しいスタイルの家電メーカーです。これまでにネットワーク対応デジタルカメラ「CEREVO CAM」、ビデオカメラやマイクを繋ぐだけでUstream配信ができる「CEREVO LIVEBOX」、既存のビデオカメラだけでUstream配信ができる「LiveShell」、HD配信に対応したLiveShellの上位機種「LiveShell PRO」、デジタル一眼カメラのシャッターをスマートフォンから操作できるBluetooth 4.0デバイス「SmartTrigger」などを開発・販売しており、「LiveShell」「LiveShell PRO」は米国・インド・韓国をはじめとした世界21ヶ国で販売中です。

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