ロードバイク向けテレメトリデバイス「XON RIDE-1」 ソフトバンクの「+Style」でクラウドファンディング開始


2016年3月30日

ロードバイク向けテレメトリデバイス「XON RIDE-1」
ソフトバンクの「+Style」でクラウドファンディング開始

コネクテッド・ハードウェアの企画・開発を手掛ける株式会社Cerevoは、ソフトバンク株式会社が提供する、アイデアや試作中の製品を商品化に向けて支援する消費者参加型プラットフォーム「+Style」を通じて、ロードバイク向けテレメトリデバイス「XON RIDE-1(読み:エックスオン・ライドワン)」のクラウドファンディングを3月30日に開始します。

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RIDE-1(+Style)
https://plusstyle.jp/funding/item?id=6

 

RIDE-1は、2016年1月にラスベガスで開催された「CES 2016」で発表した、既存の自転車にネジ2本で取り付けが可能な外付けテレメトリデバイスです。Cerevoが開発中のIoTロードバイク「ORBITREC(読み:オービトレック)」と同等のセンサと通信機能を搭載、お手持ちのロードバイクやクロスバイクに取り付けることで、走行中のあらゆる情報をデータ化するだけでなく、走行データをリアルタイムでチームメイトと共有することができ、ライブ・テレメトリデバイスとしてもご活用いただけます。

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「+Style」は、ソフトバンク株式会社が提供する、IoT製品などを創出したいと考える企業と最先端のIoT製品などを購入したいと考える消費者をつなげるプラットフォームです。「プランニング」「クラウドファンディング」「ショッピング」の機能を持ち、企業は消費者の声を取り入れながら商品の企画から販売までを行うことが可能になり、消費者は他では手に入らない商品を購入できるようになります。

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Cerevoは、株式会社DMM.comでハードウェアの流通・販売を支援する組織「DMM.Distribution」を通じ、+StyleでRIDE-1のクラウドファンディングを3月30日に開始、超早期特典として限定100名に17,999円、早期特典として限定450名に19,999円でRIDE-1を提供します。。目標額は1,200万円とし、目標を達成した際には2016年夏頃に製品をお届けする予定です。

RIDE-1の概要

多彩なセンサで走行状況を記録・分析
9軸センサ(加速度・角速度・地磁気)、温度、湿度、気圧、照度、GPS、降雨検知など多彩なセンサを搭載。走行スピードや地図上の位置といった基本的な情報に加え、傾きや衝撃といった情報も取得。GPSによる走行ログと組み合わせることで、過去の走行履歴を車体のさまざまな情報とともに振り返り、分析することができます。

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Bluetooth、Wi-Fi、ANT+を搭載、さまざまな機器やサービスと連携
通信機能として、サイクリスト向け製品のデファクトスタンダードである「ANT+」、ほぼすべてのスマートフォンが備えているBluetooth、さらにインターネットへ直接接続できるWi-Fiを搭載。ANT+対応の心拍数センサやパワーセンサなどと連携することで、RIDE-1以外のセンサで取得した情報を取り込み、RIDE-1のWebサービスやモバイルアプリで活用することができます。

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RIDE-1同士で連携できるグループ機能
周囲にいる別のRIDE-1ユーザを自動的に認識してグループを構成する機能を搭載。サイクリングへ出かける際に仲間のRIDE-1を登録することで、グループ内でメッセージをやりとりしたり、テレメトリデータを共有したりできます。ライダーとメカニックを乗せたサポートカーでグループを作成し、ライダー全員の位置,心拍数,パワー値といった身体データをサポートカー上のモバイルアプリやウェブブラウザから確認する、といった使い方が可能です。

 

走行中のデータを保存するクラウドサーバーを提供
車両の姿勢やどの方向に力がかかっているか、走行、停止といった状態を取得し、Wi-Fiを通じてクラウド上のサーバーへ保存することができます。クラウドに保存した詳細なデータを振り返ってパフォーマンス改善に活かすことができるだけでなく、インターネットを通じてSNS上の友人やロードバイクの仲間へデータを共有することもできます。

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クラッシュ検知
RIDE-1に内蔵された9軸センサは、車両に発生している振動や動きを常時取得しており、ライダーがクラッシュしたことを仲間やメカニックに伝えることで、迅速な修理対応やサポートが可能になります。クラッシュ以外に路面状況や段差を検知する機能も搭載。これらのデータは匿名化されたうえでクラウド上にビッグデータとして保存、危険情報として行政や他のRIDE-1ユーザと共有することができます。

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トリガー・アクション
RIDE-1が取得した位置や転倒などの状況に応じて、任意のアクションを実施することができます。坂を登ったらサスペンションの設定を変更する、仲間と合流したらTwitterに投稿する、クラッシュしたらSMSを送信するなどの連携が可能です。

クラウドファンディングの詳細について

支援目標総額: 12,000,000円

支援内容 限定数 台数 価格
超早期支援プラン 100 1台 17,999円
早期支援プラン 450 1台 19,999円
支援プラン 限定なし 1台 21,999円
2個支援プラン 限定なし 2台 37,999円
5個支援プラン 限定なし 5台 89,999円

RIDE-1 仕様

(開発中のため、製品時には仕様が異なる可能性があります)

本体サイズ 約30×126×22mm
重量 未定
搭載センサ 9軸センサ(加速度・角速度・地磁気)、温度、湿度、気圧、照度、GPS
Bluetooth 4.1(BLE)
ANT+ 搭載
無線LAN IEEE 802.11b/g/n
充電 Micro USB経由
駆動時間 15時間
対応アプリ iOS 8.3以上

 

株式会社Cerevoについて

Cerevoは、“コネクテッド・ハードウェアで生活をもっと便利に・豊かにする”をコーポレートスローガンに掲げ、ネット接続型家電の企画・開発 を手掛ける新しいスタイルの家電メーカーです。これまでにデジタルカメラだけでUstream配信ができる「LiveShellシリーズ」、タブレットで 操作できるライブ配信機能搭載HDビデオスイッチャー「LiveWedge」、スマホ連携スポーツ用品ブランド“XON”から走行データをリアルタイムに 記録するスノーボードバインディング「SNOW-1」、9軸センサーとBluetooth4.0を搭載したIoT開発モジュール「BlueNinja」な どを 開発・製造し、世界50カ国以上で販売しています。

株式会社Cerevo

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